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よくある質問

よくある質問

乳がん検診の内容はどのようなものですか、また料金を教えてください。

当院の乳がん検診は、問診、視触診、マンモグラフィ、乳腺超音波検査という内容で行っております。料金につきましては検査費用の項目をご覧ください。

検査の結果はどのぐらいでわかりますか?

診察、マンモグラフィ、乳腺超音波検査につきましては、その場で画像をお見せしながら受診当日にご説明しております。血液検査につきましては、数日で結果が出ます。また細胞検査や組織検査はおおよそ2週間程度で結果がでます。

マンモグラフィによる被曝が心配です。

X線を使った検査ですので、多少の被曝はどうしても起こります。しかし、マンモグラフィはX線検査の中でも被曝量の少ない検査となっておりますので、身体に影響のあるほどの被曝はありません。マンモグラフィによる被曝量は、航空機で東京からニューヨークまで旅する際の自然被曝量と同程度とされています。

マンモグラフィと乳腺超音波検査のどちらが良いのでしょうか?

どちらの検査にも長所と短所があります。 マンモグラフィの特長は、微細な石灰化を発見できる点にありますが、若い方に多い高濃度乳房(乳腺が多い)場合、しこりか乳腺組織の重なりかが判別しにくい欠点もあります。 乳腺超音波検査は、しこりの大きさや内容などまでを特定しやすく、また高濃度乳房(デンスブレスト)の方でもしこりを発見しやすいのですが、石灰化については発見しにくいという欠点もあります。 検査を受ける方の状態によって検査をうまく使い分けて行うことや、それぞれの長所、短所を考慮して併用検査を行うことが大切です。

地方自治体の行っている乳がん検診で要精密検査と言われましたが何科にかかれば良いでしょう?

その場合、乳腺専門医のいる医療機関を受診してください。乳腺外来や乳腺外科を標榜しているところであれば精密検査が可能です。ただし大きな病院などの場合は紹介状がないと受診できない場合が多いので事前に確認をしましょう。当院でも、日本乳癌学会の乳腺専門医に認定された医師が検査を行いますので、いつでもご相談ください。なお、受診の際には必ず検査結果をお持ちください。

予約日に月経が始まりそうなのですが、検査は可能ですか?

月経期間中でも検査に問題はありません。ただし、マンモグラフィでは、月経中は乳房が張っていることがあり、通常より痛みを強く感じることがあります。痛みが心配な方は、乳房がやわらかくなる月経終了7日後に予約変更をしていただく方法もあります。

妊娠中(授乳中)なのですが、検査は可能ですか?

当院の乳がん検診ではマンモグラフィと乳腺超音波検査を行っております。マンモグラフィは微量とはいえX線を使っていますので、赤ちゃんへの影響を考慮して、妊娠中の方はマンモグラフィを受けていただけません。乳腺超音波検査のみとなります。 また、授乳中の乳房は検査によって得られる情報が少ない状態です。そのため微細な変化などは検出しづらくなっておりますので、緊急事態以外では、授乳期が終わってから受診されるようにお願いしております。

早期発見が大事と聞きますが、どんなことに気をつけたらよいでしょう?

乳房は体の表面にある臓器のため、ご自身の乳房に関心をもってよく観察すること、ご自身で乳房に触れてしこりに触れないかなどを確認するセルフチェックを月に1度でも行うことが大切です。その上で何も症状がなくても、年に1度は必ず乳がん検診を受けることも大切です。

乳房にしこりが触れますが乳がんなのでしょうか?

しこりがあるからといって、必ずしも乳がんなどの悪性の疾患や良性に疾患があるとは限りません。また、しこりが良性のものであるか悪性のものであるかは触っただけでは分かりません。その判別のためにもしこりに触れた場合はお早めに当院までご相談ください。